セミナー前受金の会計処理方法

NPO法人の活動内容は様々ですが、どのような活動内容であっても

講座やセミナーの開催をする団体が多いです。

 

何故かと言うと、

セミナーは参加者がすでに興味を持った人達が集まってくるので、

団体の特徴をより深く伝えやすいからです。

 

団体をPRする媒体の中では、寄附や会員の増加につながりやすいかと思います。

 

セミナーという事は受講料が発生します。

受講料はどのように集めるかという事ですが

1 当日支払

2 事前に振込み

 

この2種類が一般的です。

会場費やテキスト代等コストもかかりますので、

キャンセルリスクを考えると、2の事前に振込をお勧めします。

申し込みから一定期間内に振込み

開講前キャンセルについてキャンセル料発生等の条件をつけておくと安全です。

 

そこまでしっかりしなくても・・・

 

というご意見もありそうですが、キャンセルがセミナーのたびに出てくると

一度のキャンセルは少額であっても、じわじわと団体の資金を圧迫してきます。

キャンセル料の設定については、抵抗があるというご意見も時々聞きますが

資金源を圧迫していくと、団体の存続が苦しくなります。

 

申し込みから講座までの間に振込みの場合、

受講料を先に受け取ってサービス提供は後からするという事になります。

会計上の言葉でいうと前受金という扱いになります

受け取った時には前受金として処理し、講座が終了したら事業収益として計上します。

 

申し込みから講座までが同じ事業年度内であれば、それほど注意する必要もありませんが

例えば3月31日事業年度終了であるNPO法人が

3月25日に申し込み金が入金され、4月10日に講座が開催されるような場合には、

入金された事業年度には収益には計上せず前受金として処理し

講座が開催された事業年度収益に計上していきます。