医療費控除VSセルフメディケーション税制

H29年分より、医療費控除の特例という位置づけで

セルフメディケーション税制が導入されました。

 

医療費控除セルフメディケーション税制どちらがお得か?

簡単に、それぞれの規定を復習してみましょう

 

医療費控除とは、

本人と同居のご家族について1年間の医療費(病院代・薬代等)

10万円(基本)を超えた場合には、超えた部分

を所得控除(最大200万円)できるというものです。

 

セルフメディケーション税制とは?

本人と同居のご家族について、1年間に一定の健康診断を受けて、

さらにドラッグストア等でOTC医薬品の購入があった場合には

10万円を限度として、12,000円を引いた金額を所得控除できるというものです。

 

ここでのポイントは、

医療費控除とセルフメディケーション税制はどちらか片方しか受けられません。

そして、セルフメディケーション税制は一定の検診を受けている事も条件になってます。

 

金額だけで見ると医療費控除は、基本的に10万円

セルフメディケーション税制は12,000円

を超える出費があれば適用できます。

 

どちらがお得か?

それぞれの事情によって違ってくるので計算しないと分からない…

これが答えです。

 

例えば、

病院にはあまり行かず、毎年人間ドック等の検診を受けて、

風邪等の軽い病気は、市販の薬で治しているという方は、

セルフメディケーション税制の方が控除額が大きくなります。

 

小さな病気であっても、必ず病院に行くという方は

医療費控除の方がが大きくなるかもしれません。

 

そして、大前提である検診を受けていないという方は、

セルフメディケーション税制は受けられません。

 

医療費控除については、

一般的に10万円を超えた金額と認識されていますが

じつは

 1 10万円

 2 所得金額の5%

 

1と2の少ない金額を超えた金額が医療費控除の対象になります。

10万円以下の医療費であっても、所得によっては、

医療費控除を受けられる場合も出て来ます

 

なので、実際のところはどちらかお得かは、

その方によって違ってくるという事になります。

 

とりあえず現時点で出来ることは

1 今年、人間ドック等の検診を受けている場合には、

  OTC医薬品の購入レシートを取っておく

2 医療費がかかった場合には医療機関の領収書を取っておく

 

この2つです。

 

そして、

確定申告の時期に、どちらがご自身にとって税額控除が大きくなるか計算してみる

事になります。

 

確定申告時に慌てないように、今から領収書を整理しておく事も大切です。

 

医療費関係領収証整理方法はこちら